一般社団法人 日本投資顧問業協会

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統計資料(平成12年9月末)

統計資料(平成12年9月末)の概況

1.投資一任業者の契約資産残高PDF(168KB)

平成12年9月末の投資顧問契約資産残高は92兆5,556億円、契約件数は15,436件となり、平成12年3月末対比で契約金額において1兆8,908億円(2.1%)の増加、契約件数においては2,377件(-13.3%)の減少となりました

これを一任契約・助言契約別に見ると、一任契約では金額で4兆7,399億円(11.0%)の増加、件数で336件(5.6%)の増加、助言契約では金額で2兆8,491億円(‐6.0%)の減少、件数では2,713件(‐23.0%)の減少となりました。

顧客の国内外別契約状況では、国内契約金額は8兆3,128億円(12.8%)の増加、海外契約金額は6兆4,220億円(‐24.8%)の減少となりました。

契約資産残高のうち国内年金については、平成12年3月末対比で契約金額において2兆3,868億円(7.4%)の増加、契約件数において310件(7.7%)の増加となりました。

海外年金との契約を地域別に見ると、件数・金額ともに欧州とその他の比率が増加し、件数でイギリスの比率が増加し、アメリカの比率が減少しました。

ファンドの種類別契約資産残高は、件数で株式ファンドの比率が増加、金額でバランスファンド他の比率が増加しました。

ファンドの規模別分布では、件数で10億円以上50億円未満規模の比率が増加し、金額で100億円以上規模の比率が増加している。

全契約における1件当たりの平均金額は60.0億円となりました。

2.投資一任契約に係る資産の運用残高PDF(60KB)

平成12年9月末の投資一任契約に基づく資産の運用状況(簿価による残高)を平成12年3月末対比で見ると、国内運用残高が1兆3,900億円(4.4%)増加し、海外運用残高が1兆9,178億円(18.2%)増加しました。

国内運用では、キャッシュ・ポジションを除いた組入れ比率は、株式は61.9%から63.0%に上昇、公社債は34.1%から32.4%に低下しました。

海外運用では、株式は53.6%から47.6%に低下、公社債は35.1%から37.0%に上昇しました。 なお、国内運用と海外運用の比率では、海外運用比率がやや上昇しました。

3.投資顧問業者に係る苦情・相談の状況

平成12年4月1日から9月末までに当協会で受けた投資顧問業者等に係る苦情・相談の件数は13件で、協会設立以来の累計数は485件となりました。

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