一般社団法人 日本投資顧問業協会

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コーポレート・ガバナンス研究会

コーポレート・ガバナンス研究会

第4回 コーポレート・ガバナンス研究会
資産運用会社のコーポレート・ガバナンスについて

基調スピーチ:

ブラックストーン・グループ・ジャパン株式会社
鹿毛雄二 特別顧問
東京海上アセットマネジメント投信株式会社
大場昭義 社長

開催日:

平成24年7月18日(水)

研究会メンバー:

池尾 和人(慶應義塾大学経済学部 教授) 座長
上村 達男(早稲田大学法学部 教授)
柳川 範之(東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授)
湖島 知高(一般社団法人 日本取締役協会 事務総長)
山田 俊浩(明治安田アセットマネジメント株式会社 コンプライアンス・リスク管理部長)
岩間 陽一郎(一般社団法人 日本投資顧問業協会 会長)

オブザーバー:

長尾 和彦(一般社団法人 日本投資顧問業協会 副会長専務理事)

第4回のコーポレート・ガバナンス研究会では、ゲストスピーカーであるブラックストーン・グループ・ジャパン株式会社鹿毛特別顧問及び東京海上アセットメネジメント投信大場社長に、運用実務家の立場から、運用会社のコーポレート・ガバナンスに関する諸問題を整理、ご説明頂きました。
「運用会社にとってのコーポレート・ガバナンスの特徴、特殊性」を切り口に、投資家、経営者、学識者それぞれの立場から活発な議論が行われました。

■ 「資本市場の重要な仲介機能を持っている運用機関が今後発展していくためには、市場の信頼性を維持していく上でのガバナンスを考える必要があるのではないかと思います。」(鹿毛特別顧問)
■ 「イギリスで2010年にスチュワードシップ・コードが公表されました。金融の暴走と機関投資家のモニタリング欠如、金融危機はこれが原因ではないかということです。機関投資家が投資先企業をしっかりモニタリングしていなかったために企業が長期的成功をもたらすことができず、最終受益者、つまり投資家もそのリターンを享受することができなかったのではないか、経済全体にも寄与できることを欠いていたのではないか、こういうことです。」(大場社長)

活発な意見交換により、運用会社のコーポレート・ガバナンスに関わる議論について理解、認識を深められる興味深い内容になっております。是非ご一読ください。

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